杉戸洋 とんぼ と のりしろ Hiroshi Sugito module or lacuna 2017年7月25日[火] - 10月9日[月・祝]

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2017年9月12日(火)
《module》と水野製陶園のタイル

9月12日 ブログ画像1

会場風景《module (for room A)》
photograph by Mie Morimoto

9月12日 ブログ画像2

水野製陶園
photograph by Hiroshi Sugito

本展では、吹き抜け空間の底から見上げるような位置に《module》という作品が展示されてます。この空間から着想された、高さ約4m×幅約15mにも及ぶ大作には、愛知県知多半島の常滑にある水野製陶園のタイルが使用されています。前川國男建築である当館の「打込みタイル工法」による外壁や、会場であるギャラリーの床などに使われているレンガ色のタイルも、同じ常滑産です。
水野製陶園は常滑焼発祥の地に1947年に創業し、建築などに使われるタイルの製造などを行っています。そしてここは、前川建築である国立国会図書館新館に使われている青い釉薬のかかったタイルや、杉戸さんの出身大学である愛知県立芸術大学「講義棟」(設計:吉村順三)の陶壁画(絵付け:画家・片岡球子)が生み出された場所でもあります。ギャラリーB2Fの回廊部分では、杉戸さんが何度も常滑に通い、刷毛などを使って釉薬を重ねた一つ一つのタイルの輝きを間近に見ることができます。近くからも遠くからも、ゆっくりとご堪能ください。

2017年8月30日(水)
「とんぼ と のりしろ」開幕! そして図録。

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8月30日 ブログ画像2

8月30日 ブログ画像3

photographs by Mie Morimoto

1カ月越しですが7月25日(火)に企画展「杉戸洋 とんぼと のりしろ」が無事開幕いたしました。たくさんの方に会場に足を運んでいただいており、心から感謝しております。

ギャラリーの空間全体が作品となっている本展。時間や光によって見え方が変化するということもあり、本展のチケットは1枚につき2度入場いただけます(チケットの半券をお持ちください)。ぜひ何度も足を運んで、ゆっくりとした時間をお過ごしください。

展覧会開幕後すぐに制作に取りかかった図録ももうすぐ印刷に入ります。
写真家・森本美絵さんが撮り下ろしてくださった、ここでしか見ることのできない会場風景に加え(少しだけご紹介します)、杉戸さんが撮った水野製陶園やアトリエの写真も収められています。デザインは本展の広報印刷物も手がけてくださった須山悠里さん。また追ってご紹介したいと思いますが、ぜひ楽しみにお待ちください。
9月中旬完成予定で、現在予約受付中です!(M)

2017年7月19日(水)
「杉戸洋 とんぼ と のりしろ」施工・展示風景

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7月18日 ブログ画像2

先週から夏の企画展「杉戸洋 とんぼ と のりしろ」の施工・展示が始まりました。全館休館期間中も朝から晩まで作業が着々と進んでいます。
初日、ロビーから吹き抜けの展示室を見下ろすガラスに緑とビリジアンの色のシートが貼られました。この写真のあと外に繋がる窓にもシートが加わり、一日を通して色と光が刻々と動き、変化してみえます。
杉戸さんがほどこす様々なしつらえで、何度も足をふみいれているギャラリーの空間をみる目がまた新たに開かれる感覚をおぼえます。